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皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。

更新日:2024年5月7日

皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。

今日の本文の意味を知るためにはファリサイ派の人々を注目する必要があります。

ちなみにファリサイの名前の意味は、区別された者という意味です。

そして彼らが最も重要視したのは、律法を守ることでした。

自分たちの国が滅びることになった理由が、まさに律法について無知だったからだと考えたからです。その無知のために神の御言葉に不従順になるしかなく、神ではなく他の神を崇拝したので自分の国が滅びたと考えました。

だから、彼らは神の御言葉を代々守るために聖書を研究し、御言葉を生活の中で実践するために努力しました。

"すべての人はローマ皇帝の前で人口調査を受けなさい" この言葉は、つまり、すべての皇帝の民は皇帝を神として告白しなければならないという意味です。

人口調査を反対した2,000人のファリサイ派の人々は反乱者として全員処刑されました。

ピラトがイスラエルの総督に就任し、神殿を汚し、イスラエルの宗教を冒涜することがあり、これに抗議をした多くのファリサイ派の人々は処刑されました。

このような受難の歴史を経験したファリサイ派が、ユダヤ社会にまだ影響力を行使できたのは、民衆の支持があったのは、反対に考えると彼らは民衆の支持がなければ、なんの影響力も持たないのです。

ファリサイ派の人々はどうすればイエスを殺せるかと集まって議論をしているとき、ニコデモはこう言いました。

「我々の律法によれば、まず本人から事情を聞き、何をしたかを確かめたうえでなければ、判決を下してはならないことになっているではないか。」

要約すると、イエスが言われた言葉に集中しろとことであります。

彼の話に集中すれば、これが真理かどうか分かるはずなのに、その言葉に集中するよりも、「今の民衆は、誰を支持しているのか?そして何故、今そうしているのか?」にだけ関心を持っているのかということが記されています。

“皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。”

どのような回答が正しいのか判断しかねる困った質問です。

もし皇帝に税金を納めてはいけないと答えたら、イエス様は反逆者として処刑できる名分が生まれてしまうし、逆に皇帝に税金を納めてもいいと答えたら、イエスは神への冒涜罪で宗教裁判を受けなければならないのでした。

わずか20年前、ローマ皇帝が人口調査をした時、ファリサイ派の人々にとって、主は一人しかおらず、 「ローマ皇帝は私たちの神ではありません。私たちが信じる神様しかいません。 ですから、私たちは人口調査を受け入れません。」 と主張し、命を捧げました。

ところが今、イエス様の前でこのような質問をしています。

イエス様は税金として納めるお金を見せなさいと言う。

その時、ファリサイ派の人がローマ皇帝の像が刻まれたデナリオンを持ってきた。

ユダヤ人は普段はこのデナリオンを使用しなかった。 デナリオン銀貨を使うことは、その中に書かれた文言(皇帝は神であり神の代理人である)を認めることであった。 だから、デナリオンは税金を払うときだけ使うようにしました。

彼らは人々の前で聖なるふりと、御言葉を守るふりをしているが、実際は人がいないところではこのように偽善者として生きていたからです。

イエス様は今、彼らに何を言いたかったのでしょうか。私はこう考えました。

「あなたの先祖は、神だけが唯一の主であると告白しながら、人口調査を実施したローマ皇帝の前でも、ヘロデ王の前でも、どんな権力者の前でも、命を賭けて律法を守った先祖があなたの先祖ではないか! あなたの先祖は、この恐ろしい現実の中でも、命を賭けて区別しようとした人々ではないか! しかし、今、あなたの神はローマ皇帝なのか、それとも神なのか、本当のあなたの主は誰なのか?



皇帝の像が刻まれたものは皇帝に返しなさい。

しかし、神のかたちに造られたあなたがたは誰のものか!

神の御言葉があなたがたの心に刻まれているのなら、あなたがたは誰に捧げるべきか!」と。

2000年前を生きていたローマのクリスチャンは5%にも満たない少数の人々であったが、彼らの区別された姿は、ついにローマ帝国を神の国に変えるほどの強力な影響力を持っていました。

では、今日、この時代を生きているクリスチャンの姿は?文献から抜粋すると

<トルストイの作品の中 スラットの喫茶店>

神に仕え、神に近づけば近づくほど、神の性格に似ていくでしょう。神が本当に存在すると思うなら、神はイデオロギーだけにとどまらず、皆さんを通して現れるでしょう。神の属性のように、慈悲と愛と謙遜の姿で他人を軽蔑しないのであれば、その宗教は真の宗教に近づくでしょう。

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