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理由がない恵み

創世記6:1-8

主題: 理由がない恵み



ノアの洪水の話は聖書で6~9章までだ。

6をひっくり返すと9になる。

世の中がひっくり返った話がノアの洪水の話だ。


ノアが生きた時代はどんな時代だったのでしょうか。

創世記6:5 主は、地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、


ノアが生きた時代は常に悪いことばかりを心に思い計っている時代であった。

神様はそのような世の中を見て胸が痛かったと言っている。


創世記6:6 地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた。

神様は人々を見て後悔したという。

人々の罪悪を見て後悔するほど悲痛だったのだ。

6節の御言葉は悲惨な現実の前に引き裂かれてしまった神様の胸を私たちに見せてくれることだ。

神様は雲の上の存在で、私たちとは全く違う存在ではない。

なぜなら、私たちは神様と似た存在だからだ。


6:11-12 この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。 神は地を御覧になった。見よ、それは堕落し、すべて肉なる者はこの地で堕落の道を歩んでいた。

地が腐敗してしまった.

なぜ?人の行為が腐敗したからだ。

人の欲望が人自身だけを傷つけるのではなく、世の中も地も腐敗させてしまったのだ。


人が腐敗したというのは何か。

士師記21:25 おのおの 自分の 目に 正しいと 見るところをおこなった.

皆が自分が正義の基準になって生きていったからだ。


そんな時代の中、ノアが登場する。

創世記 06章 09節 ノアの系図は次のとおりである。ノアはその時代の人々の中で正しく、かつ全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。

ノアはその時代の「 正しい者 」です。 当代に「 全き人 」であり、 神とともに歩んだ者だった。

ノアは罪のない人だったのだろうか。


ロ-マ3:10-12 次のように書いてあるとおりです。「正しい者はいない。一人もいない 悟る者もなく、/神を探し求める者もいない 皆迷い、だれもかれも役に立たない者となった。善を行う者はいない。ただの一人もいない


違う!世の中に正しい者はいない。一人もいない。 人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ.

では聖書はなぜノアを正しい者と言うのか?

ノアは神に恵を得た。

なぜ?知らない。聖書には理由が書かれていない。

8節を原語と見た。 ところが、書かれていない単語が一つあった。 ヘンという単語だ。


8 しかし、ノアは主の前に(訳もなく)恵みを得た。

原語で見れば 理由もなくという単語「ヘン」が入っている。

ノアが神様に恵を得たことに対しては理由がない。

恵は受ける資格のない者に与えられるものだからだ。


ロ-マ11:6 もしそれが恵みによるとすれば、行いにはよりません。もしそうでなければ、恵みはもはや恵みではなくなります

私たちは恵を受ける資格がないが、神様は私たちに恵を与えた。

このように「恵の論理」は一般的な論理を超越する。

私に向けた神様の愛が私を救ったのだ。

しかし、神様は私たちにこのように尋ねたりもする。

神様がそうであるように、あなたも何の理由もなく、理由もなく神様を畏敬することができるのか? あなたもやはり何の代価も望まずに神様を愛することができるのか。


聖書で義人はどんな者ですか。

古代近東時代の裁判には2、3人の証人が必要でした。

それなら、2、3人の証人だけを買収すれば、裁判はいくらでも覆すことができる。

しかし義人なら物質的な利益のために私の隣人を売り渡すことはないだろう。

たとえ私が正しいことを言ったことで不利益を受けたとしてもだ。


ブルース·K·ウィルキー創世記注釈中 被造物のために彼らの隣人と彼らの王に仕えるために、義人たちは他人の利益を考え、自らの不利益を喜んで甘受する。


私の人生の使命は神を愛する者として彼の愛を伝えることだ。

愛がなくて荒れ地のような気持ちで生きる人々に神様の愛が恵みの雨のように人々の心に降ることを願うからだ。

その愛が必要なところに私の人生がささげられることを祈ります。

そして、ここにいらっしゃる方々が、その愛の使命を共にするパートナーになってほしいです。

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