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求めなさい。そうすれば、与えられる

マタイ福音7章7-12節

求めなさい。そうすれば、与えられる


イエス様時代のイスラエルはローマの植民地としてローマの圧制を受けていた。

数千年前、全世界を支配したローマの圧制の下にあったイスラエルの生活はどうだったのだろうか。

ローマの支配下にいたイスラエル庶民たちは、厳しい税金、足りない雇用、法外な低い人件費などで苦労し、パンまで買うのが難しく、飢えなければならなかった絶対貧困に苦しむ人々が多かった。

当時、労働者の1日の労賃は1デナリでした」(マタイ20:2)

当時、1人当りの最低生計費を1年に約180デナリと推定する学者もいる。

または6人世帯の最低生計費を1年に250-300デナリと推定することもある。

当時エルサレムでは1デナリでパン12個を買うことができた。

6人の家族が市場でパンを買って食べたなら、500グラムほどのパン2つで1日を耐えなければならなかったのだ。


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パンの片方も貴重だった時代、貧しかったイスラエルの民たちに熱くなった石の上でパンが熟していく場面は大切なものだった。

パンを欲しがるのにパンを焼く石をくれる父親はいない。


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当時、イスラエルで魚を獲れるところがガリラヤの海だった。

当時、魚はとても貴重な食べ物だった。 干した魚はますます高価なものだ。

獲れた魚は毎朝開かれる魚市場に納品され、ローマ人の食卓に載った。

釣った魚の中には、ウナギまたはミズヘビと呼ばれる魚もいた。 うろこのないこの魚はユダヤ人には 汚れたもので食べられない魚だった。

そしてローマ人も楽しまなかった価値のない魚だった。

魚をくれというのに食べられない水ヘビを与える父親はいない。


イエス様のそばでこの話を聞く人の大多数がこのような父親たちだった。

パン一切れあげられない父親、魚一切れあげられなかった父親、そのようにパン一切れの魚一切れが食べたい子供たちの切実さを努めて知らないふりをするしかなかった父親がまさに自分自身だった。


神様はどんな方なのか。 神は求める者に良いものを与えたがる私たちの父である。

私の子供がパンが食べたい時、魚が食べたい時に彼が好きなだけあげたいあげたい私たちの父親だ。

それで神様は私たちに求めなさいとおっしゃる。


神様はただ私が願うことを聞き入れるために存在する方なのか?

神様はアラジンに出てくるジニーのような方ではない。

私たちの子供が望むすべてが子供に良いわけではない。

子供が望んでも全部あげることができない。 それは子供のためだ。

そのため、あるものはイエスと言ったりもする。 また、あるものは「ノー」と言ったりもする。 また、あるものは待てとも言う。

私たちが望むものをすぐにくださらなくても心配する必要はない。

神様はいつも私たちに良いものをくださる方だということを知っているからだ。


神様はどんな神様か。 神様は私たちを作った創造主である。

どんなものでも満たされない私たちは、ただ神様によって完全に満たされる。

また、神様は私たちに人生を生きる目的と意味を与えた。

机も椅子もそれぞれの目的と意味を持って作られる。

そのようにそれぞれ各自の目的と意味を持って人生を生きていくように創造された。

何よりも私たちが知っておくべきことは、神は私たちの救い主である。

私たちのために代わりに死んで下さった。

イエス様は罪のない方なので、死ななければならない存在ではない。

しかし神が死ななければならないほど私たちの罪は決して軽い罪ではないので

私たちを救うために私たちを作ったその神は私たちの代わりに死ななければならなかったのだ。


アレクサンダー·セベルスというローマ皇帝が聖書の言葉を臣下に命令し、黄金で壁に刻んだ。

そのため、この言葉はその次から黄金律(The Golgen Rule)と呼ばれるようになったという。

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である

これが律法です。預言者だという意味は、これが旧約聖書から神様があなたたちを幸せにするために与える言葉だということだ。私が受けようとする通りに隣人に接することができるのは、

神様が私に多くのものをくださったためだ。私にそんな愛と慈悲が多いからするのではない。


神様からすでに多くのものを受け取った者は求め、探し、たたく自分のすべての祈り、そして自分のすべての行為が自分だけのためではなく、他人のために求め、私がもてなされたいようにもてなすことができる。

また、神様はそうしなければならないとおっしゃる。

主の愛に気づいた者なら、主の恵みを受けた者なら当然私たちが生きるべきTheGolgenRuleなのだ。

 
 
 

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